令和7年,西暦2025年は十二支の「巳」。「巳」は「み」と読み「蛇(へび゙)」のこと。十二支には12種の動物「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」が当てはめられているが,いずれも何らかの理由で人間に身近な存在の動物たち。十二支に割り振られている動物の順番についての由来は,子(鼠)年に詳しく記したので割愛するが,蛇は6番目に到着した。それもあって「巳」は十二支の6番目になっている。 そこで前例に倣って,観音崎とその周辺地域及び我が家の「蛇」にちなんだあれこれを物色してみたが,これが思いの外難問。特に「蛇」に縁のある神社仏閣が,観音崎周辺地域はおろか横須賀市内にも見当たらない。 |
観音寺 |
破 魔 矢 |
絵 馬 |
土 鈴 |
動 物 |
植 物 |
年賀切手 |
我が家の蛇グッズ |
「蛇」の大看板 |
<余談-1>蛇にまつわる故事・ことわざの類 |
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観音崎の地名は,奈良時代の僧行基がこの洞窟に住んでいる大蛇が,漁民や運漕の人々を苦しめているのを聞かれ,船の安全のため大蛇を退治して,十一面観音(船守観音)を海蝕洞窟に納めたことに由来すると伝えられています。 尚,観音崎のある鴨居地区には現在,いろいろな経緯を経て観音寺が二寺存在します。一寺は下記洞窟内,もう一寺は鴨居亀﨑。この詳しい経緯は「観音寺」及び「二体の観音像」のページ参照。 |
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「洞窟の由緒」 | |
聖武天皇の御代天平十三年(741年)の春,行基菩薩は諸国修行の途中ここに来られ,この洞窟に住んでいる大蛇が,漁民や運漕の人々を苦しめているのを聞かれ,大蛇を退治してその霊を,鵜羽山権現として祀られました。 この近くの走水神社に日本武尊とその妃弟橘媛命がお祀りしてありますが,この洞窟の沖で入水して海を鎮められた弟橘媛命を,十一面観音として刻まれ側に安置されまして以来,海上安全,人命保護の霊地として信仰されてまいりました。 時代の変転により荒廃に帰しましたが,時来って今日は観光の地として復興されて,再び海上安穏,人命守護,世界平和の祈りがなされています。 |
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西叶神社・説明板 |
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準備中 鴨居八幡神社・破魔矢 |
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西叶神社・説明板 |
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準備中 鴨居八幡神社 |
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旅行へ出かけた時,神社仏閣や土産物店で土鈴が置いてあることが多い。我が家では地元の鴨居八幡神社へ初詣で出かけた時や,観光旅行先等で土鈴を買ってくるのが習慣になっている。ここではこれ迄に買い求めたウサギの土鈴をいくつかご紹介したい。 | |
西叶神社・説明板 |
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準備中 2025年(令和7年) 鴨居八幡神社 |
準備中 2025年(令和7年) 西叶神社 |
2013年(平成25年) 鴨居八幡神社 |
2001年(平成13年) 川崎大師参道のお土産店 |
2001年(平成13年) 鴨居八幡神社 |
1989年(昭和64年) 鴨居八幡神社 |
動 物 |
観音崎のヘビ |
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アオダイショウ (青大将) |
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2018.6.13 |
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越冬中 2006.1.25 |
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シマヘビ (縞蛇) |
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2005.5.3 |
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2005.5.3 |
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交尾中? 2005.4.24 |
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ジムグリ (地潜) |
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2005.10.12 |
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2005.10.12 |
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ニホンマムシヘビ (日本蝮) |
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2004.5.1 |
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2005.4.15 |
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ニホンカナヘビ (日本金蛇) |
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2005.3.27 |
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幼体 2005.9.11 |
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オオヘビガイ (大蛇貝) |
ムカデガイ科 殻径:約5cm |
2007.9.12 |
観音崎の蛇の目蝶 |
コジャノメ (小蛇目) |
ジャノメチョウ科 |
前ばねの長さ:21~26mm |
見られる時期:5~9月 |
幼虫食物:アシボソ,チヂミザサなど |
2018.4.24 |
2018.4.24 |
ヒメウラナミジャノメ (姫裏波蛇目) |
ジャノメチョウ科 |
前ばねの長さ:16~20mm |
見られる時期:4~9月 |
幼虫食物:チヂミザサ,ススキなど |
2005.7.10 |
2005.7.10 |
ヒメジャノメ (姫蛇目) |
ジャノメチョウ科 |
前ばねの長さ:20~26mm |
見られる時期:5~10月 |
幼虫食物:チヂミザサ,ススキなど |
2003.5.25 |
2016.7.24 |
植 物 |
ジャノヒゲ |
(蛇の髭) |
別名:リュウノヒゲ(龍の髭) |
ユリ科 多年草 草丈7~12cm |
2007.7.20 |
2007.7.18 |
2010.1.6 |
ヘビイチゴ |
(蛇苺) |
バラ科 多年草 草丈:4~7cm |
2008.4.28 |
2008.5.16 |
ヤブヘビイチゴ |
(薮蛇苺) |
バラ科 多年草 草丈:5~10cm |
2003.10.2 |
2005.5.24 |
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この本は,三浦半島を愛するお母さんの集まり「あしたばの会」の方々が,次の時代の子ども達のため,地域に残る昔話を大勢のお年寄りにお会いして,長い時間をかけて集めたお話の種をまとめ上げたものです。この本の68~78頁には「鵜と大蛇と観音さま」と題する“観音崎”の地名の由来となった観音さまのお話が,優しく詳しく載っています。 ※発行元の『暁印書館』さんのご厚意で,「鵜と大蛇と観音さま」の全文を掲載させていただきましたので,ぜひご覧ください。 |
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例年,西叶神社近くにある西源材木店の店頭には,商品の材木を並べて立てかけ,カラースプレーで絵と文字を書いたと思われる新年挨拶の大きな看板が飾られる。普通,店舗や施設の新年挨拶はA4かA3サイズの用紙が使用されているが,西源材木店のそれは,畳十畳くらいはある超特大サイズ。カラースプレーで一気に書き上げたと思われるが,なかなか見事な出来映えで,西叶神社へ初詣に訪れた人たちが,その前で代わる代わる記念写真を撮っている姿が微笑ましい。 | |
準備中 |
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「蛇」にまつわる故事・ことわざ等の類は,辞典やサイトを検索してみると実に多い。しかしながら,あまり馴染みのないものがあるので,ここでは比較的馴染みやすそうなものに限定してご紹介したい。尚,故事・ことわざの類の説明文は日本語大辞典から大半を引用させていただいた。 「蛇」について日本語大辞典では次のように語釈している。 ヘビ亜目に属する爬虫類の総称。四肢は退化,皮膚は鱗でおおわれる。変温性。卵生または卵胎生。皮革用・薬用。世界の温帯・熱帯に約2700種が分布。ナガムシ。クチナワ。カガチ。 (比喩的に)執念深いこと・人 |
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