クルーズ客船
セレブリティ・ミレニアム
（Celebrity Millennium)

総トン数	91,000トン
全　　長	294.0ｍ
全　　幅	32.2ｍ
乗客定員	2,158名
就　　航	2000年
船　　籍	マルタ
運航会社	セレブリティ・クルーズ
特　　徴	本船は新しい千年紀を迎えた2000年に建造された。
※横浜市港湾局HPから転載

2015年5月

　ゴールデンウイークに横浜赤レンガ倉庫へ「ドイツの春祭り」がやってくる！　それを知ったビール好きの家内がぜひ行きたいというので，横浜港の客船入港予定を調べたところ，5月1日にセレブリティ・ミレニアム，ボイジャー･オブ･ザ･シーズ，　ぱしふぃっくびいなすの3隻が入港することがわかった。

　「ボイジャー・オブ・ザシーズ」はベイブリッジをくぐれないため，大黒ふ頭の貨物岸壁に着岸するので見ることは出来ないが，「セレブリティ・ミレニアム」「ぱしふぃっくびいなす」は大さん橋国際客船ターミナルに着岸する。2隻同時に見ることが出来るチャンス！日本酒が好きな私としてはビールだけでは若干物足りないが，本場のビールが飲めてソーセージも食べられるとあって，二つ返事で出かけることにした。　　

赤レンガ倉庫・ドイツの春祭り

　この日は無風快晴，絶好のビール日和？撮影日和？初夏のような陽気で，赤レンガ倉庫周辺は沢山の人出で賑わっていた。ドイツ祭りの会場では，屋外でも飲食できるようになっていたが，あまりの暑さに大型テント内へ，場内は超満員。広い会場内をウロウロしながらもようやく二人分の座席を確保。ドイツ楽団の生演奏を聴きながら飲むドイツビールと特産の大きなソーセージの味は格別。至福の一時を過ごすことが出来た。

赤レンガ倉庫岸壁

　お腹が満足したところで岸壁へ移動。対岸には既にセレブリティ・ミレニアムが着岸していた。13時を過ぎていたこともあり順光。昨年10月入港時に比べて撮影条件は文句なし。しばらくするとベイブリッジ下を通過する「ぱしふぃっくびいなす」の姿が見えた。

象の鼻地区～山下公園

　「ぱしふぃっくびいなす」の入港を見届けたところで，象の鼻地区経由山下公園へ行くことにした。家内からその後の予定を尋ねられ，山下公園からシーバスに乗り，船上からセレブリティ・ミレニアムを見物，みなとみらい地区で下船，旧日本丸を見学後帰宅予定と答えたところ，呆れ気味だったが反対もしなかった。

シーバスでミニクルージング

出航時の写真
2017.4.30

　横浜港や東京港に寄港するクルーズ客船は，観音崎沖を早朝入航し夜間出航することが多い。また，たまに昼間入出航する場合も雨天や濃霧等で条件が悪く写真撮影を断念することもある。セレブリティ・ミレニアムも2013年4月横浜港初入港以来4年連続寄港しているが，これ迄一度も撮影する機会に恵まれ無かった。

　ところが今年は4月30日の18時前後に出航することを知り観音崎へ出かけることにした。18時と言えば冬ならば撮影を断念するところだが，彼岸を過ぎた今日この頃は日没も少し遅くなった。夕方，喜び勇んで観音崎へ。17時30分頃，撮影ポイントの観音崎園地磯へ到着。待つことしばし，本船が姿を現した。太陽は山陰に沈み始めていたが，小さな山なので本船が通過するあたりはまだ明るくほぼ満足できる写真が撮れた。