東京湾フェリー
しらはま丸“黒船再来航”

総トン数 3,351トン
全  長 79.1m
全  幅 18.00m
主 機 関 ニイガタ6M34AET2基×2軸
出  力 4,400PS
航海速力 13ノット
乗客定員 680名
乗 組 員 約400人
車両搭載数 バスのみ最大12台,乗用車のみ最大105台
オートバイ:24台
就  航 1989年12月
建 造 所 住友重機械工業(株)浦賀造船所
運航会社 東京湾フェリー(株)


 「しらはま丸」は東京湾口に位置する三浦半島の横須賀市久里浜と房総半島の富津市金谷の11.5kmを約40分で結ぶ貨客フェリー。1989年に住友重機械工業(株)浦賀造船所で建造された当時の最新鋭船。離接岸作業の時間短縮を図るため,タグボート(曳船)の補助が不要となる前後進可能な可変ピッチプロペラ,船を横方向に動かすための動力装置サイドスラスター,航行時の揺れ(ローリング)を抑える減揺装置のフィンスタビライザー等を装備。建造から34年が経過した現在も元気で活躍している姿は頼もしい。その「しらはま丸」の船体がお色直しで黒船モチーフのラッピングを施して11月25日(木)から定期運航されることになった。
 2023.12.25
    
就航時
   

住友重機械工業(株) 「浦賀・追浜百年の軌跡」から転載
黒船再来航
 
2023.12.1(金)発行  タウンニュース横須賀版から転載

2023.12.6
船体ラッピング「チーバくん」
  
 しらはま丸は2017.12~2022.12の間.,千葉県のイメージアップと観光促進を目的に千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」を船体にラッピングして運航していた。「チーバくん」は横から見た姿が千葉県に似ているという,千葉県に住む不思議な生き物なんだとか。

 船体に「チーバくん」をラッピングしたこの写真を撮影した2018.3.14,私は姉妹船の「かなや丸」に乗船して,大多喜城や小湊鐵道方面へドライブに出かけた。久里浜港から金谷港までの40分間の航海中,いろいろな種類の船に出会えたのは望外の喜びだった。※「フェリーからシップウォッチング」参照
 

2018.3.14
   


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