ムラサキシジミ
(紫小灰蝶)
チョウ目 シジミチョウ科
鮮ばね長さ:18〜21mm
ムラサキツバメの越冬地で写真を撮っていると,タブノキに絡みついたテイカカズラの葉に美しいチョウが留まった。暗い林の中で,その一画だけに冬の陽射しが差し込み,まるでスポットライトを当てたように明るい。日光浴でもするかのように広げた羽に反射して,青く光り輝いて見える。 ムラサキツバメに若干似ているがより美しく,カワセミに似た青く輝く羽の色はまるで宝石のようだ。ムラサキシジミだ!初めての出会いにもかかわらずムラサキシジミと直感した。 三年前,観音崎公園・ふれあいの森がオープンした時,「照葉樹の森に住む昆虫」と題する案内板が設置され,そこにムラサキシジミの画が描かれていた。以来,その美しいチョウにお目にかかりたいものと思っていたが,残念ながら一度も出会うこともなく,案内板の信憑性に疑問を持っていた。それだけに喜びもひとしおで,胸の高鳴りを感ずかれないよう静かにシャッターを押した。 |
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2005.12.9 | |
観音崎公園の案内板 |
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ムラサキシジミとムラサキツバメのメスは,写真を対比して見るとその相違点は一目瞭然だが,前バネの紋様や縁取りは結構似ている。最大の相違点は尾状突起の有無で,ムラサキツバメのメスに有る尾状突起がムラサキシジミには無い。また,ムラサキシジミに有る後ろバネの美しい紋様はムラサキツバメには無いので,この二点を注意すれば見分けがつく。 | |
ムラサキシジミ |
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ムラサキツバメ♀ |