クルーズ客船
レジェンド・オブ・ザ・シーズ
(Legend of the Seas)
総トン数 | 69,130トン |
全 長 | 264m |
全 幅 | 32m |
乗客定員 | 2,076名 |
就 航 | 1995年 |
船 籍 | バハマ |
運航会社 | ロイヤルカリビアン インターナショナル |
特 徴 | 2010年初の日本発着クルーズを実施 |
※横浜市港湾局HPから転載 |
今年から日本初着のクルーズを実施しているレジェンド・オブ・ザ・シーズが,2010年5月18日,横浜に今年3回目の寄港をした。これまでは,カリブ海や地中海をクルーズしていた船だが,アジアのお金持ちに目を向けたようだ。 前2回の入港時は,野暮用があってお目にかかれなかったので,今回の入港を楽しみにしていたが,入航時の観音崎沖通過時刻が午前3時半頃の為,横浜港まで遠征することにした。 午前11時30分頃,象の鼻地区に到着。大桟橋方面を眺めると,レジェンド・オブ・ザ・シーズが接岸しているのが見えた。あいにく船尾をこちらに向けている。船首をこちらに向けてくれると写真うつりが良いのに! 3回のクルーズで寄港した都市は,横浜・名古屋・神戸・仙台に釜山と上海。上海万博も目玉の一つなのだろう。乗客はヨーロッパ人も見かけるが,当然のことながらアジア系が多い。日本人,中国人,韓国人,その他。遠目にはほとんど見分けがつかない。言葉を聞いて初めてそれとわかる。 |
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12時頃山下公園へ移動。後方から眺めるレジェンド・オブ・ザ・シーズにはあまり魅力も新鮮さも感じられない。ブツブツ口の中で文句を言いながら,しばらく歩いていくと,ベンチに座って絵筆を走らせている私と同年配ぐらいの紳士を見つけた。 背後からそっと覗いてみるとなかなかの出来栄えだ。レジェンド・オブ・ザ・シーズが実に美しく描かれていて新鮮さも感じられる。どうやら私は心得違いをしていたようだ。気を取り直しそれから数枚の写真を撮った。心なしか少しはましな写真が撮れたような気がする。 |
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帰宅後,大相撲をテレビ観戦しながら一休み。レジェンド・オブ・ザ・シーズの出航時の観音崎沖通過時刻は18時30分頃。大相撲10日目・結びの一番「白鵬×稀勢の里」戦を見届けてから観音崎へ出かけることにした。 大相撲も最近はモンゴルはじめ外国人力士の活躍がめざましく,日本人力士の影は薄い。その日本人力士の中にあって,稀勢の里はホープ的存在。数年前から応援してきたが,これまでいつも期待を裏切られ続けてきた。結果はこの日も惨敗。これでは横綱・大関が全員外国人力士になってしまう日も近い。 むしゃくしゃした気持ちで観音崎へ出かけた。18時10分過ぎ観音崎園地へ到着。横浜方面を眺めると,レジェンド・オブ・ザ・シーズらしき船影が見える。傾きはじめた夕陽が美しい。 |
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船影は徐々に大きくなるが,それに連れて夕陽はどんどん沈んでいく。夕陽に照らされて白い船体が美しく輝いて見える。視界は比較的良好。本船が観音崎沖に到達するまで,なんとかお日様が山陰に隠れないで欲しい! | |
そんな願いが通じたのか,本船はほぼ予定通り18時30分頃観音崎沖に到達。夕陽は既に山陰に姿を消したが,残光で白い船体がクッキリと見える。本船の観音崎沖通過を見届けその場を後にした。 | |
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帰途バイクを飛ばし展望園地へ立ち寄ったところ,二十八サンチ榴弾砲の実物大模型の砲先にレジェンド・オブ・ザ・シーズが姿を現した。まるで本船を標的にしているようにも見えるが,歓迎の祝砲に違いない。辺りは残光でまだ明るい。 | |
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展望園地から観音崎大橋〜鴨居港を経て帰宅途中,沖合を見るとレジェンド・オブ・ザ・シーズの船影があった。時刻は18時45分,陽は完全に沈み,辺りはすっかり薄暗くなってきた。本船の客室やデッキに灯りがともったのが見える。この日はこれまでにない情景の写真が数多く撮れたので,ルンルン気分で帰宅した。 | |
観音崎大橋 |
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鴨居港 |
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