カワラタケ
(瓦茸)


タコウキン科
(旧分類:サルノコシカケ科)

 マテバシイの林の中には,落ち葉がたくさん堆積している。そこには両側に倒木を並べただけの園道があり,落葉が半ば腐葉土化しているため,その上を歩くとフワフワとした感触が足に心地良い。倒木にはいろいろなキノコが発生するが,カワラタケの仲間が多く目につく。
2010.10.21
 
 
 カワラタケはカサがほぼ半円形で年輪のような模様があり,瓦状に重なって群生している。色合いは黒色,灰色,褐色などで,白い縁取りとのコントラストが美しい。肉は堅くて革質のため,煮ても焼いても食えない。ところが近年,役立たずと思われたカワラタケに,制癌効果があるクレスチンという物質が含まれていることが判り,研究の結果,制癌薬がつくられたというから世の中わからないものだ。

2010.8.16
 

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