観音崎砲台跡
F腰越堡塁
場所の名称:うみの子とりで

起 工 明治28年(1895)
竣 工 明治29年(1896)
砲据付 明治30年(1897)
除 籍 大正14年(1925)
大砲種類 9センチ加農砲
砲座数 2砲座
レンガ構造 イギリス積
平成17年(2005)見学記
 
 腰越堡塁には大浦堡塁と同じ9センチ口径加農砲が2門設置され,鴨居村から観音崎・走水方面に侵入する敵を防遏して,もって海岸諸砲台を掩護することを任務としていた。現在は堡塁の一部が取り壊され,「うみの子とりで」の敷地となっている。設計者が堡塁の姿を後世に残そうと配慮したのか?レンガ造りの構築物を,実に巧みに公園の一部として利用しているのが印象的である。・・・見学会配付資料から転載
     
     

イギリス積のレンガ構築物
   

堡塁跡
明治150年(2018)追記
 
 腰越堡塁跡のある「うみの子とりで」は子どもを対象として造られた小さな遊園地。ジェットローラースライダーやシーライナー等の遊具があり,土日祝日は家族連れ,春や秋には近隣の幼稚園や保育園の園児達,低学年の小学生達が団体で訪れる人気の園地。

 建設時,設計者は園地としての雰囲気を壊すこと無く,且つ,遺構の破壊を極力避けることに腐心されたようで,遺構と遊園地が見事に融合しているのが喜ばしい。それもあってか,今回園地を訪れ写真を撮り文献等で確認したところ,これ迄は遺構と思っていなかったものが幾つかあり,改めて設計の巧みさに驚かされた。

  
 

胸墻上から見た左砲座跡
     
  

右掩蔽部上部
  

左掩蔽部上部
 

土塁へ上がる階段
  

敵の侵入を遅らせるクランク状の通路

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