ヒメアカタテハ
(姫赤立羽蝶)
チョウ目 タテハチョウ科
前ばね長さ:24〜28mm
爽やかな青空が広がった観音崎公園花の広場で美しいアカタテハに出会った。アカタテハは早春3月頃から晩秋11月頃まで,観音崎ではよく見かけるチョウの一種で,それほど珍しいチョウではないが,この日出会ったアカタテハは普段見かけるものとどこか雰囲気が違っていた。 単なる個体差かとも思ったが,念のため十数枚の写真を撮り帰宅。パソコンの画像と昆虫図鑑の写真とあれこれ見比べた結果,アカタテハとは別属のヒメアカタテハであることが判明した。 ヒメアカタテハの「ヒメ」は昆虫や植物の名前につけられることが多く,小さくて可愛らしいと言う意味合いで接頭語的につけられるようである。 因みにアカタテハとヒメアカタテハを比較してみると,前バネの長さはアカタテハの28〜33mmに対し,ヒメアカタテハは24〜28mmと一回り小振りで,羽の紋様も一見似てはいるが,ヒメアカタテハの方が繊細で美しく感じられ,ヒメアカタテハのネーミングもなるほどと肯ける。 |
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2004.10.17 | |||
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