ス ス キ
(薄)

イネ科  多年草
草丈:1~2m


 観音崎のあちこちでススキが穂を出し咲き始めたが,海岸付近と花の広場付近等の内陸部に生えているススキではどこか雰囲気が違う。両方をよく比較観察してみると,海岸部のススキの方が葉の幅が広く茎も太くて,全体の感じがどこか男性的である。それに対して内陸部のススキは全体に華奢でしなやかな感じで女性的である。この違いについて,観音崎自然博物館の研究員にお尋ねしたところ,海岸部のものはハチジョウススキと普通のススキの中間種で,内陸部のものは普通のススキとのことであった。
2003.9.30
  


平均的な葉の幅
海岸部のススキ
 

2004.1010
 

2005.10.21
 

2005.10.21
 

2005.10.21
内陸部のススキ
     

2003.10.20
 

2003.9.22
 

2005.10.21
 

2005.10.21
ススキの種類
 
 観音崎内陸部のススキは普通のススキと前述したが,普通のススキも何種類かに分類されそうな気がする。穂の色が黄金色,銀白色,赤銅色等々,少なくとも3~4種類以上はありそうに思える。撮り貯めた写真の中から代表的なものをご紹介しよう。

2005.9.27
  

2005.9.28
 

2005.10.1
 

2006.10.18
  

2007.10.10

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