シロオビアワフキ
(白帯泡吹虫)


カメムシ目  アワフキムシ科
体長:10〜12mm
見られる時期:5〜10月

梅雨時,目につく白い泡の正体は?
 
 梅雨時,観音崎公園を散歩すると,泡のようなものがついた小さな木や草が目につく。泡の中に何がいるのだろう?子どもの頃,悪友達と一緒になって泡を取り除いてみると,体長10mm前後の黒い小さな虫がいて,誰かが訳知り顔に「これはホタルの幼虫だよ!」と言ったことを思い出す。

 あれから50数年が経過,改めて泡の主の正体を知りたくなり,童心にかえって泡を取り除いてみると,昔と同じように,スイカの種のような黒い虫がうごめいていた。アワムシ?にとっては,はなはだ迷惑なことだが,デジカメをマクロにして10枚ほど記念写真を撮り,慌てふためくアワムシを急いで残った泡の中へ戻した。
2005.6.12
 拡大してみると,意外と面白い姿をしたアワムシの写真を見ながら,昆虫図鑑をあれこれ調べてみたが,ホタルの幼虫でないことはハッキリしたものの,アワムシの正体はいぜんとして判らない。試しにネットで「アワムシ」を検索してみると,9件のページが表示されたが,内容を見るとそのほとんどが,泡の中にいる虫だからなんとなくアワムシと呼んでいるようで,どうやら正式名は他にあるらしい。

 それでも諦めずに,9件のページに手がかりを求め,それぞれ隅から隅まで丁寧に読み進めていくうちに,あるページでアワムシさんの正式な名前はシロオビアワフキ(白帯泡吹虫)で、アワフキムシ科に属する昆虫です。」との記載を発見した。どうやら「シロオビアワフキ」が正式名らしい。図鑑で確認したところ,カメムシ目ヨコバイの仲間で,アワムシはその幼虫であることが判明した。さらに,そのコメントによれば,泡のようなものは,幼虫の腹部から出す液体とオシッコに空気を混ぜてつくった巣であることも判った。

 シロオビアワフキの成虫を図鑑で見ると,私が以前,小形のニイニイゼミ?と思って撮った写真と酷似している。取りあえず写真を掲載させていただくので,ご存知の方はぜひご指摘いただければ幸いです。

シロオビアワフキ? or  ニイニイゼミ?
本物のシロオビアワフキ!
 
 2007.1.27 TOMOさんから上記写真について,メールでコメントをいただいた。

 「シロオビアワフキの写真を探していたところ、このページをみつけました。掲載されている最後の写真についてですが、この写真は、ニイニイゼミで間違いありません。

 シロオビアワフキは体長10mmていどですので、小型とはいえ、30mm程度あるニイニイゼミとは明らかな違いがあります。私のブログにシロオビアワフキの写真を掲載していますので、ご覧いただければ幸いです。」

 
早速,ブログを拝見すると,私の写真とは比べものにならないほど鮮明な写真が掲載されていた。念のため,その写真と小学館のNEO昆虫図鑑の写真を見比べてみると,そっくりそのままで,紛れもなくシロオビアワフキの写真であることが確認された。いずれ私の手で,本物の写真を撮りたいと思うが,体長10mmと小さな虫なのでいつのことになるやら当てにならない。そこで,厚かましくもTOMOさんにお願いして,私のページに転載させて頂くことになった。TOMOさんありがとうございました。

(C)TOMO

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