ニリンソウ
(二輪草)
キンポウゲ科 多年草
草丈:15〜30cm
観音崎ではサクラの咲く頃ニリンソウの花も咲く。ふれあいの池から走水展望園地へ通じる坂道の,登り口から最初の曲がり角周辺にその群落がある。開花が毎年サクラとほぼ同時期なので,サクラが満開になる頃,私はその場所へ行くことにしている。 観音崎自然博物館の主幹研究員のお話によれば「ニリンソウはもともと観音崎に自生していなかったが,現在のふれあいの森周辺が,まだ公園として整備されていなかった頃,付近の住民が耕作地として利用,その時誰かが何処からか移植,繁殖したものと思われる。」とのことであった。 |
2005.4.10 |
ニリンソウと聞くと,川中美幸の”二人は二輪草”という歌を思い出す方も多いと思うが,1本の茎に2個の花が寄り添うように咲くのでこの名がついたようだ。その姿はいかにも仲の良い夫婦か恋人同士を連想させる雰囲気がある。 ところが,良く見ると1個や3個の花をつけたものも多く見かける。私は観音崎公園のフィールドレンジャーとして,熟年グループのご案内をすることがあるが,たまたまニリンソウが咲いていると,なんとかの一つ覚えで?クイズを出すことにしている。「二輪咲いているのはニリンソウですが,三輪咲いている花の別名はなんでしょう?」 |
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