クルーズ客船
コスタ・ビクトリア
(Costa Victoria)
総トン数 | 75,166トン |
全 長 | 252.99m |
全 幅 | 32.15m |
乗客定員 | 2,394名 |
乗 組 員 | 800名 |
就 航 | 1996年7月 |
船 籍 | イタリア |
運航会社 | コスタ・クルーズ |
記 事 | 2012年10月横浜港初入港 |
※横浜市港湾局HPから転載 |
イタリアのクルーズ客船「コスタ・ビクトリア」が2013年4月29日横浜港に入港した。本船は以前,夏期は地中海,冬期はカリブ海に就航していたが,2012年から通年アジアに配船されるようになり,11〜3月は東南アジア,4〜10月は日本・中国・韓国を中心として運航されている。 今回は二度目の横浜入港で,ゴールデンウィークの日本人客がタ-ゲット。本船は10月末までに,今回を含めて計12回横浜に入港する。今回のスケジュールは,4月29日(月)8時入港,日本人客を乗せて15時に出港。韓国・済州島〜長崎〜鳥羽をクルーズ,5月5日(日)横浜に帰港する6泊7日の旅。 幸い当日は天候にも恵まれ,浦賀水道入出航の時間も写真撮影には最適なので,朝方,観音崎で入航時のコスタ・ビクトリアを撮影,その後,本船を追いかけて横浜港へ遠征,夕方,再び観音崎で本船を見送ることにした。いささか慌ただしいスケジュールだったが,中華街での昼食を楽しみに出かけてきた。 |
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12:00 |
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16:19 |
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コスタ・ビクトリアを見物しながら,一つ気になることがあった。就航後約17年が経過したと思えない白く美しい船体とは対照的に,救命艇が何となく薄汚れて劣化しているように見えたのだ。特に乗降口周辺が気になった。これまで数多くクルーズ客船の救命艇を見てきたが,このような状態のものを見た記憶が無いのでいささか驚いた。 救命艇は緊急事態発生時,乗客や乗組員が本船から脱出するための命綱。数十人の人員を乗せて,甲板上から海面に落下する衝撃は相当なものと思われる。救命艇は定期的な船舶検査が義務づけられているので,素人が心配するのは余計なお世話かもしれないが,この状態で衝撃に耐え水密性が保たれるのか?私の思い過ごしであって欲しい。 |
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