クルーズ客船
クリスタル セレニティ
(CRYSTAL SERENITY)

総トン数 68,870トン
全  長 250.0m
全  幅 32.2m
乗客定員 1,080名
乗 組 員 655名
就  航 2003年7月
船  籍 バハマ
運航会社 クリスタル・クルーズ
※フリー百科事典 ウィキペディアから転載
 2004年2月14日,早朝4時に飛び起き,世界有数の豪華客船クリスタル セレニティの航走写真を撮ろうと観音崎へバイクを飛ばした。観音崎の磯はまだ真の闇で,人っ子一人見あたらず,波の打ち寄せる音が聞こえるだけで,いささか心細かったが,待つこと5分足らず,ほぼ予定時刻通り巨船が姿を現した。

 暗い闇に浮かび上がる船影は「海の不夜城」と言った雰囲気であったが,暗視カメラでもない普通のデジカメで撮った写真で,どの程度その雰囲気がお伝えできるか疑問である。撮影時間15分程で観音崎の磯を引き上げ,物好きにもクリスタル セレニティを追いかけ横浜へ向かうため,浦賀駅へと再びバイクを飛ばした。
観音崎沖通過
4:20

※フラッシュ撮影
横浜港・大さん橋国際客船ターミナル
6:30
 浦賀駅5時の始発電車に飛び乗り,堀之内〜上大岡と乗り継ぎ,6時には横浜市営地下鉄の関内駅に到着,そこから徒歩で山下公園へと向かった。

 6時20分頃山下公園に到着,沖合を見るとクリスタルセレニティが既にベイブリッジを通過,大さん橋国際客船ターミナルへ舳先を向けているのに驚き,あわてて数枚の写真を撮り,客船ターミナルへ移動した。

 客船ターミナルは「浮かぶホテル」とも形容される豪華客船を見ようと,1,000人は超えると思われる見物客で賑わっていたが,三脚を取り付けたご自慢の高級カメラ片手のマニアの姿が目立った。
 
山下公園
7:30
 7時頃,大さん橋国際客船ターミナルを後に,再び山下公園へ移動したが,公表されていた入港・接岸予定時刻の7時より30分程早く接岸したためか,あわてて客船ターミナルへ向かう人の多いのに驚いた。大さん橋国際客船ターミナルは一年前に完成したが,横浜の観光スポットの中心に位置し,ベイブリッジ・マリンタワー・ミナトミライ地区・山下公園等が一望できる。

 私の経験では,入港接岸までは客船ターミナルで見物,接岸後は山下公園へ移動,昼は中華街で食事をするのがお薦めのコースである。しかしながら,今回はあまりにも朝早かったため開店している中華料理店は皆無で,立ち食いの暖かい天ぷらそばを食べたが,寒かったのと空腹が重なっていたこともあり,普段より美味しく感じ幸せな気分になれた。
3回目の寄港
 
 2014年2月9日クリスタル セレニティが5年ぶりに横浜港に寄港。観音崎沖通過予定時刻は午前10時30分前後。海外からのクルーズ客船は,早朝入港,夜間出港することが多いので,観音崎沖通過時の写真を撮るチャンスはあまり多くない。

 10時10分頃,展望園地に到着。鋸山付近の海上にはクリスタル セレニティらしき船影が既に浮かんでいた。前日8日,関東甲信越地方には記録的な大雪が降り,房総の山々にも雪が残っている。真っ白なクリスタル セレニティは,まるで雪の精のようだ。

 本船が東京湾観音の前を通過後,場所を観音崎園地の浜へ移動。前日の雪で,空気の汚れが洗い落とされたのか,本船と東京スカイツリーのツーショットも撮れ,ご機嫌で帰宅した。

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