クルーズ客船
アムステルダム
(AMSTERDAM)

総トン数 61,000トン
全  長 237.7m
全  幅 32.3m
乗客定員 1,653名
就  航 2000年
船  籍 オランダ
運航会社 ホーランド・アメリカ・ライン
特  徴 2003年,2005年以来3回目の入港
※横浜市港湾局HPから転載
 2007年10月4日,オランダのクルーズ客船「アムステルダム」が横浜に寄港した。一週間前,東京湾海上交通センターの大型船入航予定情報で確認したところ,入港時の観音崎沖通過時刻は4日午前5時,出港時は5日午前2時。いずれも観音崎での撮影は無理な時間帯であったので,横浜港へ直行することにした。

 ところが,前日3日,念のため再確認したところ,入港時の観音崎沖通過時刻が5時45分に変更されていた。4日の日の出は5時38分。これならば写真が撮れる。観音崎で写真撮影後,横浜へ追っかけすることにした。

 4日5時起床。ヒゲ剃りもそこそこに,5時半頃家を飛び出しバイクで観音崎へ向かった。途中,観音崎大橋から鋸山方面を眺めると,アムステルダムらしき船影が見える。予定時刻通り観音崎沖を通過するようだ。
浦賀水道通過
  
 5時40分頃,撮影スポットの観音崎公園・展望園地到着。沖合を眺めると,アムステルダムの船影がみるみる大きくなってくる。曇り空のため,若干,霞がかかっているが,贅沢は言っていられない。早速デジカメを構え,シャッターを押そうとファインダを覗いたところ,アムステルダムの前方を遮るように,左手から巨大なコンテナ船が現れた。2隻の船はまるで睨み合うような形であれよあれよという間に正面衝突?アムステルダムは巨大コンテナ船に飲み込まれてしまった?

 勿論これは目の錯覚。両船は単にすれ違っただけだった。大型船の場合,浦賀水道はルールで右側通行が義務づけられている。アムステルダムは千葉側,コンテナ船は手前の観音崎側を通過するため,コンテナ船が大きく見え,日食のような現象が生じたようだ。

 帰宅後,東京湾海上交通センターへ問い合わせたところ,コンテナ船は総トン数64,502トン,全長276mの船名「APL JAPAN」と判明。アムステルダムと比較して,コンテナ船が全長で38.3m長かったが,総トン数では3,502トンの僅差。全体としてはほぼ同クラスの船であることが確認された。
 アムステルダムが岬の陰に消えた後,何げなくコンテナ船に目を遣ると,手前に2隻の漁船の漁り火が目に入った。30数年間この地に住んでいるが,恥ずかしながら,漁り火を見るのはこれが初めて,何を捕っているのだろう?幻想的な光景に一瞬目を奪われたが,ノンビリしている暇はない。慌ててバイクに飛び乗り浦賀駅へ向かった。
横浜港大さん橋国際客船ターミナル
  
 6時11分,浦賀始発の京急特急で上大岡へ,上大岡から横浜市営地下鉄に乗り換え関内下車,関内からは徒歩で大さん橋へ向かった。脇目もふらず国際客船ターミナルへ直行。大さん橋到着は7時30分。観音崎から1時間30分で到着したことになる。

 大さん橋には数百人の先客カメラマンがいたが,なんとか撮影場所を確保。カメラマンには私と同年配の男性が多い。我に返ってベイブリッジに目を遣ると,アムステルダムの船影が姿を現した。船影は徐々に大きくなり,予定時刻の8時ピッタリに着岸した。
 着岸が近づくと「岡津太鼓」の演奏が始まった。大太鼓の男性以外は中年女性?による太鼓演奏だが,なかなかの迫力。船側に太鼓の音が大きく反響,歓迎ムードを一段と醸し出し,船客の金持ち?のご老人達から大きな拍手が巻き起こっていた。船客はオランダ人が多いのか,大柄な人が目についた。
山下公園
  
 帰途,大さん橋近くの信州ソバ屋で朝食代わりの天ぷらソバを立ち食いした。値段の割にはソバの腰が強く味も良いので,大さん橋へ来る度に立ち寄ることにしている。空腹を満たした後,山下公園の撮影スポットへ。「赤い靴の女の子ブロンズ像」は相変わらずの大人気。カメラマンが入れ替わり立ち替わりカメラを構えていた。

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