主要要目 | |
艦種・番号 | CVN70 |
満載排水量 | 101,264ton |
主 要 寸 法 (LBd) |
333×41×12.5 |
発着甲板幅 | 76.8m |
主 機 械 | 原子炉2基,蒸気タービン4基4軸 |
馬 力 | 260,000shp |
速 力 | 30kt |
乗 員 | 士官・兵員:3,200名,航空要員:2,480名 |
主 要 兵 装 | RIM-7 シースパロー短SAM2基 RIM-116 RAM2基,ファランクスCIWS3基 |
搭 載 機 | 90機 |
ニミッツ級 | 3番艦 |
母 港 | バージニア州ノーフォーク |
就 役 | 1982.3.13 |
出典:フリー百科事典「ウィキペディア」 |
2003年5月10日早朝,イラク戦争に参戦した米原子力空母カールビンソンが,ミサイル巡洋艦など2隻と共に横須賀に寄港した。 朝靄が立ちこめる中,観音崎沖にその威容を表したカールビンソンの艦上には,戦闘攻撃機ホーネットを主力に艦載機が搭載されたままで,キティホークの艦載機が本艦に先立ち空路厚木基地に帰還して,艦上に機影がゼロであったのと対照的に,戦場の生々しい雰囲気が伝わってくるようであった。 観音崎の磯には私を含めて30〜40人のカメラマンが駆けつけていたが,反戦団体の姿はなく,灯台下の磯でカメラを構える私の目の前では,空母には関心がないのか釣り師がノンビリと糸を垂れ,沖を行く艦の側を久里浜沖の漁場に向かう釣り船が,釣り師を満載して何隻も走り抜けていった。「原子力空母と釣り師」をカメラに収め眺めてみると,それはあたかも「戦争と平和」を象徴しているようにも思えた。 |
イージス艦 |
2003.5.11 読売新聞・朝刊から転載 |