コオロギ相撲
闘 蟋
(とうしつ)
コオロギ相撲の観音崎場所が観音崎ビジターセンターで開催された。コオロギ相撲という日本ではあまり馴染みのない競技?と言うこともあって,会場には地元横須賀の他に千葉・東京・横浜方面からも熱心な老若男女24名,東京新聞や地元ケーブルテレビのJ-COM湘南も取材に訪れ,満員御礼の垂れ幕こそ下がらなかったが,なかなかの盛況であった。 観音崎自然博物館の石鍋副館長による,中国で闘蟋(とうしつ)と呼ばれるコオロギ相撲の歴史,コオロギを刺激して闘争心を高め相撲を取らせる方法の説明,ビデオによる中国の闘蟋の紹介等のあと,博物館で用意した飼育箱に入ったオスのコオロギが一匹ずつ参加者全員に配られた。 行司役の石鍋副館長の呼出しに応じて,飼育箱につけられた番号順にコオロギ相撲が執り行われたが,野生のコオロギでないこともあってか闘争心が希薄で,あっけなく勝負がついたり無勝負のケースも多かった。正直のところ少々期待外れの感は否めなかったが,時折見せるコオロギの闘争心,勝者は勝利の雄叫びのように羽を震わせ鳴く姿,敗者のスゴスゴと引き下がる姿等は,闘蟋の面白さを垣間見たような気がした。 中国では中秋の名月の頃,月を愛でながら月餅やお金を賭けて闘蟋を楽しむそうで,ご婦人や動物愛護団体の方々からはお叱りを受けそうな競技であるが,部屋に閉じこもりゲーム機でバーチャルゲームを楽しむより遙かに健全だと思った。参加者の中に子供の頃上海に住み,闘蟋を楽しんだことのあるご年輩の方がおられたが,そのご意見等を参考に改善を重ねれば,日本式のコオロギ相撲が確立・普及する可能性があると思う。 |
2003.9.27 |
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![]() ハッケヨイ! |
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![]() 逃げ出した方が負け |
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![]() 勝利の雄叫び |
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![]() こうして刺激すると闘争心が! |
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![]() 坊やのコオロギが初代チャンピオン! |
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2003年9月6日付,読売新聞朝刊の生活面に「闘蟋(とうしつ)をご存知ですか……。オスのコオロギを闘わせる中国古来の奥深い遊び。云々」,そしてその珍しいコオロギ相撲が横須賀の観音崎自然博物館で開催されると報じられていた。 | |
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