カルガモ
(軽鴨)
カモ目 カモ科 留鳥
全長:約60.5cm
カルガモが鴨居の町に姿を現したのは2003年3月のことだった。鴨居小学校の前を流れる和田川で,二羽のカルガモが仲良く,なにやらエサをついばんでいるのが,度々目撃されるようになった。 | |
2003.3.18 | |
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そして,6月になると鴨居水泳プールで8羽のヒナが誕生。親子で連なって泳ぐ姿が見つかった。「鴨居のカモちゃん」として一躍町の人気者になり,神奈川新聞にその愛らしい写真が掲載された。 | |
2003.6.8 | |
2003.6.6 神奈川新聞 |
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プールの水抜き清掃が6月26日,営業開始が7月4日に予定されていたため,それまでに巣立つことができるのだろうか?プール関係者はやきもきしながら様子を見まもっていたところ,日が経つにつれヒナの数が一羽,また一羽と減り,6月14日には4羽に減ってしまった。犯人はトビ?カラス?ネコ?と噂されたが,犯人を特定できないまま,プールの水抜き清掃日を待たずに,ヒナたちは全て消滅してしまった。 |
2003.6.14 |
10日ほど前,よしドンから掲示板に 「鴨居に鴨がやってくる季節となりました。本日、市営鴨居プールに2羽の鴨がきていました。今回は、子鴨が生まれたら大きく育ってほしいとおもいます。」
との書き込みをいただいた。その後,観音崎の行き帰りに何度かプールをのぞいてみたものの,なかなかお目にかかれずにいた。 11月12日久しぶりの晴天に恵まれ,観音崎への行きがけにプールをのぞいたところ,カルガモがなんと4羽もプールサイドで日向ぼっこをしていた。カルガモは雌雄同色のため区別がつかないが,2組のカップルであればと願うのは,余計なお世話カモ? 今度こそ子ガモが元気で巣立って欲しいものである。 |
2003.11.12 |
観音崎からの帰り道,何気なく鴨居プールを覗くと,カルガモの数が増えているのにビックリ。11月12日の時点で4羽であったのが,5羽増えて9羽になっていた。 昨年は2羽の親ガモから当初8羽のヒナが生まれ,最後はゼロになる不幸な結果に終わったが,今年は何羽のヒナが巣立つことやら楽しみである。沢山のヒナが誕生すると,名実共に「鴨居水泳プール」となるが,プール開きまでに全てのヒナが巣立ってくれれば良いが,もし間に合わないときにはどうなるのか心配でもある。 |
2004.3.8 |
2004年は残念ながらヒナは誕生しなかった。 |
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観音崎公園・ふれあいの森にある「いこいの水辺」の傍を通ると,二羽の水鳥が泳いでいるのが見えた。逆光でまぶしく見にくかったが,カルガモのようだ。これまで鴨居の和田川や水泳プールで時折見かけることはあったが,「いこいの水辺」で見るのは初めて。 カルガモがこの日たまたま気まぐれで遊びに来たのか?定住するつもりなのか?は定かでないが,「いこいの水辺」には先住者のカワセミがいる。カルガモの食性は主に水中の藻などの植物食。カワセミはクチボソやクロメダカ等の魚食性。エサの面では競合しないが,カワセミは警戒心が強いので,共存できるか少々気がもめる。 |
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2007.11.8 | |
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その後,鴨居プールは取り壊され「鴨居公園として生まれ変わった。棲み家を奪われたカルガモたちは,一時,鴨居から姿を消していたが,数年前から再び和田川に一組のカルガモ夫婦が姿を現すようになった。場所は夏になるとニホンウナギやアユが遡上してくる和田川の上流付近。飛来するのは気紛れで常時見ることができないのが残念! | |
2019.2.22 |