ジョウビタキ
(尉鶲・上鶲)

スズメ目  ヒタキ科  冬鳥
全長:約14cm

 
 一週週間ほど前から朝早く,”ヒッヒッ ヒッヒッ”と鳥の鳴く声が聞こえてくる。あまり聞き慣れない鳴き声で,気になってはいたが怠けていたところ,その鳴き声がなかなか止まないので,デジカメ片手に2階のベランダに出て見た。

 声の主を探してみると,道路を挟んで斜め向かいのお宅のテレビアンテナに,スズメくらいの大きさの鳥を見つけた。肉眼では鳥の種類が判別できないため,デジカメでズームインして見ると,黒っぽい翼に白い紋があり,ジョウビタキのオスと判明した。

 ジョウビタキは北国で繁殖し,秋に渡来して越冬する冬鳥で,単独で縄張りを持つ習性があり,連日の鳴き声は縄張り宣言をしていたようである。翼に白い紋があり,オスとメスで体の色が異なるので,すぐにそれと分かる。観音崎ではこれから3月頃まで観察できる愛らしい鳥である。 
2003.11.10
 ジョウビタキのオスと二年ぶりに再会した。私が「観音崎の冬告げ鳥」と勝手に命名した冬鳥だが,昨年は何故か一度もお目にかかれず,ジョウビタキの世界に何かあったか?と心配したが,今年は無事渡ってきたようだ。
2006.12.25
ジョウビタキの雌雄
 

   2014.12.24
 

   2013.1.3

   2009.2.28
  

   2018.2.7

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