ホトトギス
(時鳥・不如帰)

ユリ科 多年草
草 丈 40〜80cm

  
 台風22号が観音崎にも大きな爪跡を残して通過してから5日が過ぎた。秋の長雨もようやく小休止?若干薄日がさす気配を感じ,久しぶりに観音崎へ出かけた。

 そろそろホトトギスが咲く頃と,第2駐車場から花の広場に至る坂道を歩いて見ると,一週間前にはツボミも固かったホトトギスが,崖地のあちこちで花開いていた。

 ホトトギスの名は,花の内側にある紅紫色の斑紋が,初夏「トッキョキョカキョク”特許許可局”」と鳴く,鳥のホトトギスの胸から腹にかけて見られる横縞の斑紋と似ていることからつけられたとされる。
2004.10.13
 
 ホトトギスの花が見頃を迎えた。ホトトギスは観音崎公園の園路沿いに,比較的数多く自生しているが,特に観音崎バス停から花の広場へ通じる緩やかな坂道の,左手,崖下に数多く咲いている。洋花のような華やかさはないが,よく見るとなかなか面白い花だ。
2006.10.16
園 芸 種
    
 観音崎公園内では,自生種の他に園芸種のタイワンホトトギスとシロバナホトトギスが見られる。野生化したタイワンホトトギスはこれまでも見られたが,シロバナホトトギスは今年「植物を守る会」の圃場に突然出現した。
2012.10.24
   

タイワンホトトギス  2008.10.19
 

シロバナホトトギス  2012.10.24

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