ヒヨドリバナ
(鵯花)



キク科  多年草
草丈:1〜2m

 
 2004年9月1日読売新聞夕刊の「東京の花ごよみ」欄にフジバカマ(藤袴)が載っていた。有名な秋の七草の一つであるが,写真を見ると前日の8月31日,観音崎で見た白い花に実によく似ている。 
2004.9.1
  

「東京の花ごよみ」欄のフジバカマ
 

観音崎で見かけた白い花
 実は一年前,私はこの白い花を青少年の村裏の山道で見つけ,図鑑で確認した結果フジバカマと確信,植物に詳しい先輩ボランティアに,観音崎でフジバカマが咲いていたと得意げに報告した。

 ところが先輩ボランティアは首をかしげ,私が差し出した写真を眺めて,これはフジバカマに似ているがヒヨドリバナという別の植物であると教えてくれた。

 自宅に戻り納得がいかない私は,図鑑を広げ二つの植物を見比べてみると,二つの花は同じキク科の仲間で,白い管状花はよく似ているが,葉の形状が明らかに異なっていることが分かった。
   



フジバカマ



ヒヨドリバナ
 それにしても,植物や昆虫の名前を調べていて,私はいつも疑問に思うことがある。神様は何故このように多種多様の生物,類似した生物をこの世に創られたのか?そしてそれらには必ず雌雄が存在する。何故か?
   

ヒヨドリバナ

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