帆船 ナジェジュダ
(NADEZHDA)

船   籍 ロシア
建   造 1991年
排水トン数 2,297トン
全   長 109.4m
マスト高 49.5m
帆装形式 3本マスト・フルリグドシップ
所   属 ロシア極東海洋大学
 馬堀海岸をバイクで走行中,何気なく沖合を見ると,第二海堡付近を航走中の帆船が目に入った。バイクを止め,日本丸か?海王丸か?と思いながら,数枚の写真を撮った。帰宅後,パソコンに取り込んだ画像を拡大してみたところ,船名は判読できないが横文字のようで,マストは三本,四本の日本丸や海王丸ではないことは確か。

 これまで撮り貯めた帆船の写真と見比べてみたが,合致するものがない。どうやら初めてお目にかかる船のようだ。その後,ネットであれこれ検索,2011年の長崎帆船まつりに参加する予定だったが,福島の原発の影響で参加を急遽取りやめたロシアの練習船「ナジェジュダ」と判明した。
2011.12.11
 
 「ナジェジュダ」は2012年9月,母港のロシア・ウラジオストックで開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)を記念しての航海で,2010年開催地の横浜に12月12日寄港,15日まで大さん橋国際客船ターミナルに着岸していることがわかり,出航前日の14日,横浜港まで彼女とデートするような気分でいそいそと出かけた。

 11時頃,象の鼻パークに到着。「ナジェジュダ」は新港側岸壁に接岸していた。象の鼻テラスから撮影ポイントの鼻の先端に移動,数枚の写真を撮影後,更に国際客船ターミナルへ移動したが,何か物足りない。年末で生憎の曇り空とあって人出が少ない上,今回の在港中,船内一般開放が行われないこともあって,岸壁周辺は閑散としていた。「ナジェジュダ」が何処か寂しげに見えたのは気のせいだろうか?
2011.12.14

象の鼻テラス内から
  

象の鼻パークから
 
   

象の鼻の基部から先端方面を望む
 

象の鼻基部から
 
  

象の鼻先端から
 
 
 

大さん橋国際客船ターミナルから
 
 
 
 

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