フ キ
(蕗)
キク科 | 多年草 | |
花 期 | : | 2〜3月 |
草 丈 | : | 60〜80cm |
観音崎公園の片隅でフキが咲き始めた。フキの枯れ葉や降り積もった木々の落ち葉の隙間から,フキノトウが可愛い顔をのぞかせている。フキノトウは春の訪れを告げる植物の代表格。以前は公園内や周辺の住宅地のあちこちで見られたものだが,公園の整備や宅地開発が進むにつれて激減してしまった。 |
2008.2.20 |
フキノトウ(蕗の薹)はフキの花のツボミ。そのツボミを天ぷらにすると,ほろ苦い独特の風味が春の訪れを感じさせてくれる。ツボミを5〜6個持ち帰って天ぷらにしたいところだが,今となっては貴重品。矢張り野に置けフキノトウ?写真だけを撮り,その場を後にした。 |
フキノの成長は早い。フキノトウが地上に顔を出すや数日で花を開き,徐々に花茎を伸ばし,3月中旬頃には60〜80cmに達する。花は白いが,正直のところあまり美しいとは言い難い。矢張りツボミか開花直後の頃が一番美しいように感じる。 |
2007.3.12 |
2007.3.14 |
|
|
フキノトウのことを書きながら,無性に天ぷらが食べたくなった。家内に話すと,近所のCOOPで売っていたと言う。早速出かけて野菜売り場を探したところ,タラノメ,コゴミ,ヤマウドなどと共に,山菜として並べられていた。お値段は398円也,意外と高い? 奮発してフキノトウとヤマウドを購入。家内に頼んでヤマウドの葉と共に天ぷらにして貰った。久し振りに食べるフキノトウは,噛むとほろ苦く,独特の香りが口の中いっぱいに広がった。 |
|