ダンコウバイ
(壇香梅)

クスノキ科 落葉小高木
樹高 :2.5〜6m

 ある方から,これまでアブラチャンとして掲載してきた木が,「ダンコウバイではないか?」とのご指摘をいただき調査の結果,確かにダンコウバイであることが判明した。2005年から約6年間にわたり,誤った情報を掲載してきたことを,お詫びして訂正させて頂きます。

 ダンコウバイとアブラチャンはどちらもクスノキ科の落葉小高木。早春,どちらも他の木々に先がけて,目にも鮮やかな黄色い花を咲かせるので,私のような素人には区別がつきにくい。観音崎公園内には,うみの子とりでと花の広場に1本ずつ植えられている。 
20011.6.1
  
  
 
ダンコウバイの特徴1葉先が浅く三裂
    
 ダンコウバイの葉は幅広い楕円形で先端が浅く三裂する。基部が幅広く丸いため,何となく漫画のチンポコを思わせる葉型であるので,地方によってはダンコンバイと呼ぶ。因みに,アブラチャンの葉は卵型から楕円形で,葉先はとがり三裂していない。

 尚,種子には強い香りがあるので壇香梅と書く。葉も揉むとわずかに芳香がある。壇香は白檀の漢名で,材に香りがあるためとも言う。秋,種子は真赤になり葉は黄葉し落葉する。朝鮮では種子の油を頭髪用に用いる。
要旨……フリー百科事典「ウィキペディア」から引用
 
  
ダンコウバイの特徴2…花柄がない
 
ダンコウバイには花柄がないが,アブラチャンには花柄がある。
 
 

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