| ボランティア仲間から「アカウミガメが観音崎に漂着したらしい！」との電話を貰い，取るものも取りあえず現地へ直行。漂着場所は観音崎園地先端の磯。冷たい北風が吹き荒れて海には白波が立っている。その寒い磯で若い女性が三人，漂着したウミガメの甲長や甲幅などを計測していた。辺りに他には人っ子一人いない。ウミガメは前夜の大時化で，傍にある大木と共に打ち上げられたらしく，遠目には生きているように海に向かっていまにも歩き出しそうにさえ見える。 |
| 2017.11.21 |
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| 作業が少し一段落した頃を見計らって，「ウミガメの写真を撮らせて貰えませんか?」と申し出ると快く応じてくれた。写真を撮りながらそれとなく尋ねたところ，三人は海洋生物及びその環境を保全することを目的に活動している団体ELAのメンバーと判った。その後，メンバーは研究のためカメを解剖するとのことであったが，私は午後から予定があったためその場を後にした。尚，甲長は68.7ｃｍとのことであった。 |
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