誕生日の花・花言葉
7月

誕生日の花 誕生日の花 誕生日の花
シナガワハギ ハンゲショウ タシロラン
ヤブカンゾウ イワダレソウ ハマカンゾウ
コヒルガオ カンナ オオキツネノカミソリ
10 ウバユリ 11 ミソハギ 12 ヤマホタルブクロ
13 マヤラン 14 ハマナデシコ 15 ヨウシュヤマゴボウ
16 オニユリ 17 ハマユウ 18 スカシユリ
19 ラセイタソウ 20 エノコログサ 21 コマツナギ
22 ポーチュラカ 23 ヤブミョウガ 24 ハナゾノツクバネウツギ
25 ミョウガ 26 ムクゲ 27 アガパンサス
28 ギボウシ 29 コガマ 30 メマツヨイグサ
31 ハマボウ    
「花言葉と由来」の前に※印のあるものはkamosuzuの創作です



シナガワハギ
(品川萩)

名前由来  : ユーラシア原産の帰化植物。江戸時代に品川辺りで発見され,葉が萩に似ていた。

科名 マメ科
種類 二年草 
草丈 60~90cm

花言葉:由来
柳に風 潮風に強く,強風下でもヤナギのようになびいて受け流し,あまり折れることがない。

花の見頃 : 6~8月
    



ハンゲショウ
(半夏生)

名前由来  : 半夏生とは雑節の一つで,7月2日前後のこと。丁度この頃に開花することから「ハンゲショウ」。また,この頃になると緑色の葉が,半分だけ白く化粧をしたようになることから「半化粧」という説もある。この時期が過ぎると葉は再び白くなる。

科名 ドクダミ科
種類 多年草 
草丈 50~100cm

花言葉:由来
内に秘めた情熱
内 気
花が咲く頃,花弁がなく地味で小さな虫媒花を,遠くからでも目立つよう葉に近い葉を白くお化粧して,虫を誘うことから。

花・葉の見頃 : 6~7月
    
 



タシロラン
(田代蘭)

名前由来  : 発見者の植物学者・田代善太郎氏に因んで,牧野富太郎博士により命名された。

科名 ラン科
種類 腐生植物
花茎 15~60cm

花言葉:由来
森の妖精 ※良く保存された森の落ち葉が堆積して,腐葉土に近い状態の日陰の場所から,ごく稀に発生する。豊かな自然に恵まれていることの証でもある。

花の見頃 : 6~7月
    
 



ヤブカンゾウ
(藪萱草)
別名:ワスレグサ(忘れ草)

名前由来  : カンゾウは萱草の音読みで,人里に近い藪に生えていることから。別名のワスレグサは,花のあまりの美しさに嫌な事を忘れてしまう。

科名 ススキノキ科
種類 多年草 
草丈 80~100cm

花言葉:由来
悲しみを忘れる
憂いを忘れる
愛の忘却
ヤブカンゾウの花言葉はかって「ワスレグサ」と呼ばれていたことに由来。

花の見頃 : 6~8月
    
 



イワダレソウ
(岩垂草)

名前由来  : 繁殖力が強く,海岸などの岩肌でも生育することができる。岩の上で育って垂れ下がっているように見える。

科名 クマツヅラ科
種類 多年草 
草丈 10~20cm

花言葉:由来
誠 実 夏の暑い日でも白く小さな花を,頑張って沢山咲かせる真面目な様子から。,
忍ぶ恋 岩場にへばり付くようにして,忍耐強く可愛らしい花を咲かす様子から,恋を秘めているように感じて。

花の見頃 : 6~8月
 



ハマカンゾウ
(浜萱草)
別名:ワスレグサ(忘れ草)

名前由来 カンゾウは萱草の音読みで,自生地がほぼ海岸に限られている。別名のワスレグサは,花のあまりの美しさに嫌な事を忘れてしまうことから。

科名 ユリ科
種類 多年草 
草丈 70~90cm

花言葉:由来
悲しみを忘れる
憂いを忘れる
愛の忘却
ヤブカンゾウの花言葉はかって「ワスレグサ」と呼ばれていたことに由来する。

花の見頃 : 6~10月
    
 



コヒルガオ
(小昼顔)

名前由来 花や葉が小さいヒルガオで,アサガオが朝に咲いて昼には萎むのに対して,昼間になってもしぼまない。

科名 ヒルガオ科
種類 つる性多年草 

花言葉:由来
絆・縁
友達のよしみ
地下茎が網の目のように広がってつながり,つるが他の植物の茎にしっかり絡まって生長する様子から。
優しい愛情
和やかさ
ピンク色の穏やかで控え目な印象の花のイメージ。

花の見頃 : 5~9月
    



カンナ

名前由来 カンナ(Canna)は葦を意味するラテン語が語源。カンナの茎が葦のように管状(中が空洞)になっていることに由来。

科名 カンナ科
種類 多年草 
草丈 100~150cm

花言葉:由来
情熱・快活 真夏の強い日差しにも負けず,大きな葉の間から色鮮やかな花を元気に咲かせる姿から。
妄 想 夏の暑さの中,炎のような大輪の花を,強烈な色と花姿で咲かせている様子から,非現実的な思いに駆られることが由来。

花の見頃 : 6~8月
    



オオキツネノカミソリ
(大狐の剃刀)

名前由来 細長い葉の形が剃刀に似ていることから,山の中で狐が使う剃刀を連想して名付けられた。また,花色がキツネ色に似ているからという説もある。キツネノカミソリより花が大きいことから頭に「オオ」が付いた。

科名 ヒガンバナ科
種類 多年草 
草丈 30~60cm

花言葉:由来
妖 艶 薄暗い林床から花茎だけをすっと伸ばして,橙赤色の花をつける妖しいほどの艶めかしい姿から。

花の見頃 : 7~8月
    

葉の見頃 : 2~3月
 



10
ウバユリ
(姥百合)

名前由来 花が咲く頃には,葉が枯れてほとんど無くなってしまうことから,葉(歯)が無い老婆にたとえて。

科名 ユリ科
種類 多年草 
草丈 60~100cm

花言葉:由来
無 垢 薄暗い森や林の中で,数年かけて花を咲かせる健気な様子から。
威 厳 辺りの草花より大きく育ち,一本の茎に数個の花を咲かせる存在感。

花の見頃 : 7月
    
 



11
ミソハギ
(禊萩)

名前由来 萩(ハギ)に似て禊(ミソギ)に使ったことから禊萩。禊とは,罪や穢れ(けがれ)を落とし自らを清らかにすることを目的とした,神道における水浴行為。

科名 ミソハギ科
種類 多年草 
草丈 100cm

花言葉:由来
愛の悲しみ
純真な愛情
慈悲・悲哀
ミソハギがお盆の時期に仏壇へお供えされることが多いことに由来。

花の見頃 : 6~8月
    



12
ヤマホタルブクロ
(山蛍袋)
別名:ツリガネソウ(釣鐘草)

名前由来 ホタルブクロに似ていて,山に成育することに由来。昔,子ども達が,袋のような形をした花の中に,ホタルを入れて遊んだからという説と,花の形が提灯(チョウチン)に似ていることから,提灯の古語「火垂るの袋」が語源となったという説がある。

科名 キキョウ科
種類 多年草 
草丈 40~80cm

花言葉:由来
忠実・正義・貞節 花姿が教会の鐘の形に似ていることから。

花の見頃 : 6~8月
    



13
マヤラン
(摩耶蘭)

名前由来 最初に発見されたのが,神戸の六甲山地にある摩耶山だったことに由来。

科名 ラン科
種類 腐生植物
花茎 10~30cm

花言葉:由来
謙遜・忍耐 薄暗い森や林の中で花茎を伸ばし,ひっそりと花を咲かせている。
旅役者 ※花には白地に赤紫色の模様があり,花の中央部に人の顔のような模様があることが多い。その顔はまるで隈取りをした旅役者のように見える。

花の見頃 : 7月&稀に9~10月
    
 



14
ハマナデシコ
(浜撫子)

名前由来 浜辺や海岸に多く自生して,撫でたくなるほど可愛い花という意味から。

科名 ナデシコ科
種類 多年草 
草丈 15~50cm

花言葉:由来
可憐・純愛 浜辺や海岸に咲く花姿が,可愛いだけでなくて,純粋な印象を受ける。
大 胆 見た目は美しく可愛いが,強い潮風が吹きつけるような海辺の崖地や砂地でも生育できる芯の強さを持っている。

花の見頃 : 6~10月
    



15
ヨウシュヤマゴボウ
(洋種山牛蒡)

名前由来 明治初期に渡来した北アメリカ原産の帰化植物。根が在来種のヤマゴボウに似ている外来種と言うことからヨウシュ(洋種)。尚,ヤマゴボウは食べられるが,洋種は根も果実も有毒なので要注意!

科名 ヤマゴボウ科
種類 多年草 
草丈 100~200cm

花言葉:由来
野生・元気 ※繁殖力旺盛で,放って置いても生長する。有毒植物なので食用にはならないが,花や果実は観賞用や切り花として面白い存在。
 

花の見頃 : 6~8月
    

果実の見頃 : 9~10月
 



16
オニユリ
(鬼百合)

名前由来 オレンジ色の大きな花を咲かせ,花びらに黒い斑点があろことで,赤鬼をイメージさせる。

科名 ユリ科
種類 多年草 
草丈 100~200cm

花言葉:由来
愉快・陽気
華麗・誇り
オレンジ色の大きな花が,明るく派手な印象があることから。
富・賢者 オニユリは種を作らず,葉の根元にムカゴと呼ばれる養分の塊を作って繁殖する。

花の見頃 : 7~8月
    

ムカゴの見頃 : 7~8月
 



17
ハマユウ
(浜木綿)
別名:ハマオモト(浜万年青)

名前由来 浜辺に生え,花が楮(こうぞ)の木の皮から作られる白い繊維や布である木綿(ゆう)に似ていることから。また,葉がオモト(万年青)に似ているためハマオモト(浜万年青)とも呼ばれている。

科名 ヒガンバナ科
種類 多年草 
草丈 50~80cm

花言葉:由来
汚れがない 白く垂れ下がるような花姿が,古くから神事に用いられた木綿(ゆう)に似ている。
何処か遠くへ 種は厚い皮に覆われて水を通さず軽いため,海に浮かんで漂流し,流れた先の地域に分布を広げる性質かある。

花の見頃 : 7~9月
    

果実の見頃 : 9~10月
 



18
スカシユリ
(透百合)

名前由来 多くのユリは下向きに咲くが,スカシユリは上向きに咲き,花弁の付け根部分が細くなっていて,花の基部が透けて見える。

科名 ユリ科
種類 多年草 
草丈 20~60cm

花言葉:由来
注目を浴びる 花弁の付け根部分が透けていて,上向きに咲く花姿から。
飾らぬ美 美しい花に香りがない。

花の見頃 : 6~8月
    
 



19
ラセイタソウ
(羅背板草)

名前由来 ポルトガル語のraxeta(ラセイタ)が語源。葉のザラザラした手触りが,羅紗(ラシャ)に似た毛織物のラセイタに似ている。

科名 イラクサ科
種類 多年草 
草丈 30~70cm

花言葉:由来
生命力 海沿いの崖地や波を被るような岩場付近に,群落を作り逞しく生育する。

花の見頃 : 6~10月
    
 



20
エノコログサ
(狗尾草)
別名:ネコジャラシ(猫じゃらし)

名前由来 花穂が犬の尾に似ていることから,犬っころ草(イヌッコログサ)が転訛してエノコログサ。別名のネコジャラシは,花穂を猫の目の前で振ると,猫がじゃれつくことから。

科名 イネ科
種類 一年草 
草丈 40~70cm

花言葉:由来
遊 び 子供の頃,エノコログサの花穂を友達や家族の背後から首筋にそっと近づけて,くすぐった記憶が甦る。
愛 嬌 ネコジャラシと無邪気に戯れたり,不思議そうに首をかしげる子猫の姿はいかにも可愛らしい。

花の見頃 : 6~10月
    



21
コマツナギ
(駒繋ぎ)

名前由来 茎が丈夫で,馬をつなぎ止めることができるという説と葉が馬の好物で,馬はこの木から離れなくなるためとする説があるが,コマツナギは小低木で幹も頑丈でないことから後者の説が有力。

科名 マメ科
種類 落葉小低木
樹高 0.4~0.8m

花言葉:由来
希望を叶える 川原や道端に逞しく自生し,丸みを帯びた葉と一つ一つの花は小さくても,健気に房状に房状になって,咲き誇る花の姿から。

花の見頃 : 6~9月
   



22
ポーチュラカ
別名:ハナスベリヒユ(花滑莧)

名前由来 学名のPortulaca oleraceaに由来。近縁種のスベリヒユと似ているが,花が大きく花弁園芸用に使われる。

科名 スベリヒユ科
種類 一年草 
草丈 10~15cm

花言葉:由来
いつも元気 暑い夏でも生き生きと花を咲かせる。
自然を愛する 生命力が強く,食用としても用いられる。
可 憐 草丈が低く,小さな花を沢山咲かせる。


花の見頃 : 6~9月
    



23
ヤブミョウガ
(藪茗荷)

名前由来 林床に生え藪のような群落を形成することが多い。葉の形や色が香味野菜のミョウガ似ている。

科名 ツユクサ科
種類 多年草 
草丈 50~100cm

花言葉:由来
謙譲の美徳 薄暗い林床でひっそりと,美しい白い花を咲かせている慎ましい花姿から。

花の見頃 : 7~9月
    

果実の見頃 : 9~11月
 



24
ハナゾノツクバネウツギ
(花園衝羽空木)
別名:アベリア

名前由来 花姿がウツギに似,花が落ちた後の萼片の形が羽子板遊びの衝羽根(ツクバネ)に似ていて,幹が中空(空木)であることから。

科名 スイカズラ科
種類 半常緑低木
樹高 1.5~2m

花言葉:由来
強 運 丈夫で,病害虫もほとんど無く,排気ガスなどにも強い,その生命力にちなんで。
謙虚・謙譲 小さな花が葉に隠れるように,奥ゆかしく咲く花姿から。

花の見頃 : 6~10月
    
 



25
ミョウガ
(茗荷)

名前由来 大陸からショウガと共に持ち込まれた際,香りの強い方を「兄香(セノカ」,弱い方を「妹香(メノカ)」と呼んだ,これが後にショウガ・ミョウガに転訛した。

科名 ミョウガ科
種類 多年草 
草丈 40~100cm

花言葉:由来
忍 耐 湿気のある薄暗い場所を好み自生するが,それにも関わらず葉の根元に隠れるように,美しい花を咲かせる。

花の見頃 :7~8月
    
 



26
ムクゲ
(木槿)

名前由来 漢名「木槿」の音読みである「モクキン」が転訛したという説が一般的だが,朝鮮では長期間花を咲かせ続けることから「無窮花(ムングンファ」と呼び,この朝鮮語が語源とする説もある。

科名 アオイ科
種類 落葉低木
樹高 2~3m

花言葉:由来
新しい美 花は一日でしぼみ,次の日には新しくて美しい花が,夏から秋にかけて次々と咲く。

花の見頃 : 7~10月
    



27
アガパンサス

名前由来 アガパンサス(Agapanthus)は,ギリシャ語で「愛」を意味する(agape)と「花」を意味する(anthos)の合成語。

科名 ヒガンバナ科
種類 多年草 
草丈 70~150cm

花言葉:由来
恋の訪れ
ラブレター
「愛の花」という意味を持つアガパンサスの名前にちなんで。
知的な装い 初夏の日差しの中で,青紫色の凛とした涼しげで繊細な花姿から。

花の見頃 : 6~7月
    
 



28
ギボウシ
(擬宝珠)

名前由来 蕾または包葉に包まれた若い花序が,橋の欄干の擬宝珠(ギボウシュ)に似ることから,転訛して。

科名 キジカクシ科
種類 多年草 
草丈 30~50cm

花言葉:由来
落ち着き
沈静
静かな人
真っ直ぐに伸びた茎に,涼しげな色の花をいくつもつける花姿にちなんで。

花の見頃 : 7~8月
    



29
コガマ
(小蒲)

名前由来 細長い葉の垂れ下がる様子を農具の「鎌(カマ)」に見立てて名付けられ,それが転訛してガマ。ガマの仲間で小さいものをコガマ。

科名 ガマ科
種類 多年草 
草丈 100~150cm

花言葉:由来
慈愛・救護
素直・従順
蒲の花言葉の多くは「因幡の白兎」の物語に由来。花粉は生薬として「蒲黄(ほおう)」と呼ばれ外用で傷薬,全草は内服すると利尿・通経作用等があるとされる。

花の見頃 : 6~8月
    



30
メマツヨイグサ
(雌待宵草)

名前由来 宵になるのを待つように夕方から花を咲かせることにちなみ宵待草。オオマツヨイグサに比べ,やや小形。

科名 アカバナ科
種類 越年草 
草丈 100~150cm

花言葉:由来
浴後の美人
ほのかな恋
宵を待って咲き,優しく光が透けるような美しい花姿から。

花の見頃 :7~8月
    



31
ハマボウ
(浜朴・黄槿)

名前由来 諸説あり定説は?浜辺に生える朴の木(ホオノキ)の意で,浜朴(ハマホウ)が転訛したとする説。浜辺で群生する「フヨウ属」の植物であることから,ハマフヨウがハマボウに転訛したとする説等。

科名 アオイ科
種類 落葉低木
樹高 1~2m

花言葉:由来
楽しい思い出 夏の浜辺で楽しく遊ぶ子ども達とその家族,デートにきた若いカップル達,それを見守るように葉や花を揺らし爽やかに咲くハマボウ。

花の見頃 : 6~8月
    



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