アカメガシワ
(赤芽柏)

キントラノオ目 アカメガシワ
落葉高木
樹  高 約15m

 新緑の美しい季節になった。青空に映える木々の緑は,春の陽射しを浴びて,まぶしいほどだが,その中にあってアカメガシワの新芽が異彩を放っている。

 アカメガシワはその名の通り,新芽が赤いことからつけられた名前で,その赤い色や葉の感じは,クリスマスのシンボル的な植物ポインセチアを連想させる。

 ところが,その鮮やかな赤い色も日が経つにつれ薄れ,花の咲く5月末頃には平凡な緑色になってしまうから不思議だ。人間で言えば蒙古斑のようなものか?と我ながら妙な例えで自分を納得させている。

 アカメガシワについてあれこれ調べて,その葉や樹皮を煎じて飲むと,胃潰瘍・胆石症・痔・腫れ物等に効果があることを初めて知った。私はこれまでに二回,胆石症で苦しい思いを経験しているので,予防の意味で,こんどアカメガシワの葉を煎じて飲んでみようと思う。

 尚,アカメガシワは観音崎全域に数多く自生しているので,赤い新芽を目印に探せば,比較的簡単にみつけることができます。
2006.4.3

2005.4.22
  

2005.4.22
  

2005.4.10
  

2005.4.13
  

2004.5.31
  

2007.6.15
  
 
 2007.6.18
  

2005.8.15
木肌の特徴
 
 アカメガシワの木肌は特徴がある。公園の柵などで木のような外観に作られている擬木を見かけるが,アカメガシワの木は一見したところ,まるでコンクリート製の擬木に見える。
   

2005.4.10
新芽の色の変化
  
 アカメガシワの新芽の色が日が経つにつれどのように変化していくのか?観音崎自然博物館前に生えていた若木を特定,一週間くらいの間隔で連続写真を撮ることにした。

@ 2005.4.13
  

A 2005.4.19
 2005.4.24 三枚目の写真を撮ろうと出かけてみると,誰が刈り取ったか,アカメガシワの若木は姿を消していた。やむを得ず,我が家近くに生えている,あまり人目につかないアカメガシワを代役に連続写真を継続することにした。

B 2005.4.25
  

C 2005.5.4
  

D 2005.5.20
  

E 2005.6.13

植物たちTOP  HOME